篠栗町吹奏楽団は、篠栗町の人口が3万人を超えたことを記念し、文化事業の向上を図るため、2002年、町が吹奏楽団の設立を町内の有志に呼びかけたことから始まりました。
2003年の設立以来、練習場、楽器、楽譜の確保等運営面で町のサポートを受けながら、「楽器を演奏できるという特技を活かして、町の行事や生活に華を添える」という目的で、町のイベントや式典(成人式等)を中心に活動しています。
定期的な活動として「春らんまんハイキング」「篠栗町文化祭」「成人式」といった町からの依頼演奏、「クリスマスコンサート(陸上自衛隊第四音楽隊)」でのジョイント、そして年に一度の自主公演である「定期演奏会」があります。
このほか、町や公共交通施設の記念イベント、地域の各種行事での依頼演奏を随時行います。
現在50名余りの団員がいます。年齢は10代の高校生から60代まで、平均年齢は30代前半です。長いブランクがあった団員も比較的多く所属しています。また、当吹奏楽団は吹奏楽連盟に加盟しておらず、演奏の機会も連盟行事と重ならないため、他の演奏団体の活動と両立し易い環境です。
兵庫県出身。福岡工業大学附属高校(現・福岡工業大学附属城東高校)を経て、尚美学園でホルンを専攻。1989年、航空中央音楽隊にホルン奏者として入隊。1991年、尚美学園短期大学演奏課に勤務し、演奏会の企画運営、音楽学科専攻生のアンサンブル指導等を行う。 現在、中学から一般の吹奏楽団、アマチュアオーケストラで後進の指導にあたっている。2018年4月から篠栗町吹奏楽団の音楽監督・常任指揮。
福岡県出身。福岡県立嘉穂高校を経て、1956年福岡県警察音楽隊にトランペット奏者として入隊。1973年から26年間同音楽隊長を務め、国民体育大会、全国植樹祭での式典音楽総合指揮も担当し、1998年に退官。 公務のかたわら中高生の吹奏楽の指導にも携わり、福岡電波高校(現・福岡工業大学附属城東高校)を吹奏楽コンクールで九州初の全国1位に導くなど本県の高校吹奏楽発展の基礎を築く。 2004年7月、草創期の篠栗町吹奏楽団の指揮指導にあたる。2018年4月、同吹奏楽団終身名誉指揮者。
福岡県出身。福岡県立新宮高校を経て、福岡大学応援指導部吹奏楽団学生指揮。2012年、篠栗町吹奏楽団に入団し、ユーフォニアム奏者として金管セクションの要諦を勤めるかたわら、指揮者・トレーナーとして活躍し、団員から厚い信頼を得ている。